発行・ライブハウス/渋谷アピア
アコースティック情報誌「あたふた」 Vol.99 2005.6月号

若松孝二監督作品
17歳の風景
少年は何を見たのか
映画史上最もスキャンダラスな監督、若松孝二。
その最高傑作にして比類なき問題作、ここに現る!

友川かずきwuth石塚俊明+永畑雅人が音楽担当
ロードショー予定
7月30日より、東京 ポレポレ東中野
8月6日より、大阪 第七藝術劇場
名古屋シネマスコーレ 岡山シネマ・クレール他、全国順次公開予定

 当てどなく、ただひたすら自転車をこぎ続ける少年。
 母を殺した岡山の17歳の少年がその後、千キロも離れた東北の町まで逃走した事件に想を得たこの作品は、さまよう少年の魂と北の峻厳な風景との交響を絶妙なキャメラワークと音楽、俳優人によって描いていく。
 少年の胸のうちに去来する出来事、広がり迫りくる風景、そして、旅の途上で出会う人々の「言葉」に浮かび上がってくる日本の戦後史を透徹した眼差しによって切り取った若松孝二、入魂の最新作。
 常に時代の先頭を疾駆してきた映画監督『若松
孝二』の真実と全体像が今、明らかに!
 俳優、撮影、音楽の絶妙なコラボレーション
監督の苛酷な撮影スタイルと飽くなき要求にキャスト、スタッフが十全に応え、『美しい夏キリシマ』で鮮烈なデビューを飾った柄本佑が、ほとんど台詞がない少年役を好演。また、本作のために抜擢された辻智彦の果敢にして斬新なキャメラワークがとらえた迫真の映像、そして吟遊詩人・友川カズキが書き下ろした詩と音楽が呼応し、立ち現れるみずみずしくも峻厳な風景は、見る者に何かを語ってやまない力を持っている。


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