クハラカズユキ(M.J.Q)、ロケット・マツ(パスカルズ) 熱烈参加
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感動したいヤツはこれを聴け!!。
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ミチロウが放つ自信作!!
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CD発売によせて 伊東玲育(遠藤ミチロウマネージャー)
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この度、北極バクテリア10周年記念アルバムとして2005年5月22日に、遠藤ミチロウの新作CD「I.My.Me-AMAMI-」を発売しました。サポートバックにM.J.Qで活動中のクハラカズユキとパスカルズのロケット・マツの二人を向かえ、「我自由丸」以外は全て新作・CD初収録曲というまさにNEW ALBUMです。
遠藤ミチロウのアルバムとしては2000年の「AIPA」以来の発売となり、FUN待望のアルバム発表と言えるでしょう。そして今回のCDのお薦めはなんと言ってもいきなり1曲目に登場する「早すぎた父親」です。
この曲は「父よあなたは偉かった」「お母さん、あなたの顔はいい加減忘れてしまいました。」に続く名曲と言ってイイ。ギター1本、まさにソロになってからの遠藤ミチロウの一面がここに凝縮されている感じがします。この曲は、全編通じてインパクトのある詩で圧倒してくる。サビの部分の「おはようございます」はしばらく頭から離れない。次から次へとくる言葉に僕はもうパンク寸前。
僕にとってミチロウさんの詩は虚構と日常の葛藤を凝集したもので、歌を聞く度に自分の中にある不安とかと密接に関わっていく感じがするのです。だから、どうしてもミチロウさんが言葉を歌に詰め込んだ歌がどうしても聴きたくなる。
とにかく1曲目から刺激的な曲です。ところが、今回のアルバムはそれだけではない。ソロになってからのミチロウさんの様々な曲調が次から次に展開する。二度、三度と聞き返していくと、さらに様々な感動に包まれる。とくに7曲目の「ムシの女」では体が宙に舞うドラマチックな感動だった。ミチロウさんが小惑星にでも出かけたように歌い、見事なアレンジで戸川純さんの曲をカバーした。6曲目の「海辺のバナナ」ではどうしょうなく甘い気持ちにさせられてしまいます。
素晴らしいCDだった、情景と風景、理性と感性、ミチロウさんの独創的な世界がたっぷり入ってるCDになるっている気がした。
戦後50年に発売した「50」から10年が経って、今年でもうすぐ戦後60年。僕たち誰しもが世界の変貌を経験し、凶悪な犯罪や戦争や異常気象を目の当たりしています。そして同じ様にやって来る現実を、ミチロウさんは自らのミチロウワールドによって、うすれゆく記憶の過去の世界をフラッシュバックし、ついには「世界の終わり」を歌うのです。
もはや陽の光も気持ちよくない、星の輝きも美しくはない。人間だけが希望の光だ。
そして、今回のこのアルバムはとびっきり新鮮なミチロウさん自身を生け録りしてあります。
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