発行・ライブハウス/渋谷アピア
アコースティック情報誌 Vol.127 2007.10月号
福島泰樹短歌絶叫コンサート
11月21日(水)
福島泰樹(短歌絶叫)、島田篤(p)、岸田コーイチ(dr)、柴田奈穂(violin)

福島泰樹Profile  1943年東京下谷に生をうけ、早稲田大学文学部哲学科卒業。1969年歌集「バリケード・1966年2月」を刊行しデビュー。「歌謡の復権と肉声の回復」をスローガンに、1970年より短歌朗読ステージを開始、「短歌絶叫コンサート」という新たなジャンルを創出。自作の短歌のほかに、中原中也、寺山修司、中上健次などの短歌や戯曲などを30年以上にわたり絶叫。全国でのライブは千数百回を越える。歌集に「さらばわが友」「中也断唱」、「福島泰樹全歌集」全2巻、評論集に「宮沢賢治と東京宇宙」「弔いー死に臨むこころ」など著書多数。他にCD、DVDなどを出版している。
NHK教育テレビの番組「知るを楽しむ・私のこだわり人物伝」ではナレーションを担当。
受賞歴
1961年 第6回ブルガリア国際作家会議コンクール詩人賞受賞
1995年 第22回放送文化基金脚本賞受賞
1999年 歌集「茫漠山日誌」により第4回若山牧水賞受賞
現在、下谷にある法昌寺の住職を務めている。「月光の会」主宰。
2006年9月、「バリケード・1966年2月」「転調哀傷歌」など6作品から百六十首を選び、ピアニスト川口慈子が弾くショパン「革命」、バッハ「平均律クラビーア」などに合わせて朗読・絶叫しているライブ・CDアルバム「革命」をリリース。
2007年 中原中也 生誕百年を記念しNHK出版より「中原中也/帝都慕情」を刊行。5月、CD「絶叫!中原中也」をリリース。

『上映が発するライブ感』 木村和代
11月16日(金)オールナイト上映

 アピアはライブハウスで、映画館じゃない。上映中にドアが開くと、Barスペースの光や、そこに集うお客さん達の話声も会場に差し込んでくる。観客もお酒を飲みながらだったり、タバコに火をつけるとそこだけぽおっと明るくなる。それは作者にとっては予想外の出来事なんだけど、それが心地よかったりもする。時々、ステージ上のピアノに反射するスクリーンの光を見つめたり、飾られた壁の額に映り込む作品を眺めたり。初めて上映する作品は作者も見る側も身構える。何度も上映されている作品でも、初めて訪れた観客には新しく、見慣れた者には新たな発見があったり。ハイロの企画には実験検証のコーナーがある。普通じゃありえないような、スクリーンの前で話しながら上映して、「今、見えた」とか、「これどうやってやったの?」とか。観客もステージの作者もいろんな感覚が要求される。ただの上映会じゃない、何かがそこにはある。そうやってもう30年以上やっている。「時」は「流れる」と表現される。「音」も「映像」も同じ様に「流れる」ということばを使ったりする。その場に作者がいて、観客がいて、作品が上映されると、その会場自体がひとつの時間となる。咳や椅子が動く音も作品に関係してくる。作品を上映するだけではない時間がそこに存在する。ライブハウスはいろんな時間を包み込んでくれる。

平間雄一郎
11月10日(土)

 夜、戦い疲れたあなたが酒を飲み、全てを忘れた頃、僕は歌っています。
ある朝、起き抜けに飲む一杯のコーヒーの様に、僕の歌があなたの傍にあるのなら、それは僕にとって笑ってしまう程、幸せな事です。
私、平間雄一郎は現在ライブハウスを中心に活動しております。是非ライブにお越し下さい!
 今後の活動予定:9月中旬にシングル「ワルツ」発売予定。10月より着うた配信スタート。都内ライブハウスにてCD発売予定!平間雄一郎情報サイト:
http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a040125
                      


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