発行・ライブハウス/渋谷アピア
アコースティック情報誌 Vol.115 2006.10月号


虹の旋律
SoLuna First Album

天空の祈り、虹の旋律に秘められた想い 11月9日 LIVE22 CD発売記念LIVE

vocal/keybord 磯 安代
piano/electone chika

ペルメージレコード

全10曲47分 PMF-125 
定価¥2000 (税抜¥1905)

太陽Solと、月Luna。我々の中には太陽も月もある。
時には、互いを照らしあう様に。

磯 安代

 すべてのものから光と音が鳴り響いている
・・・真夜中に目を覚ました、子供の頃。
 深い深い眠りのいつもなら目を覚ますことのない深い眠りの中、私はなぜか目を覚ました。
静謐な空間の中、ものすごい残響。ああ、皆毎晩これを聴いているのだ。ねむりの深いところだから覚えていないだけ。
 小学校から毎日の礼拝では賛美歌を歌い、気づけば歌が好きで家でも大きな声で歌っていた。礼拝堂のバッハのオルガンを合図に入退場し、今日の先生機嫌が悪いけど何かあったのかなと想像しながら。
 「私はなぜ私という存在なのか?」という疑問符で悶々としていた高校時代から、私の試行錯誤は始まっている。その中で私はある決意をした。その為に全てを受け入れよう。次いで、自分の内部から発したいという衝動が起きた。自分の内側から色を出してみたいと、絵を描き始めた。そのうちに本格的に歌を考え始めた、ほとんど同時期だった。
 梅崎幸吉氏との出会いによって、全ては繋がっているという事を実感した。朗読も始めた。とにかくまず、自分を晒すこと。日常も表現も、人との出会いであり、自分との出会い。
 絵、言葉、音楽は精神・魂そのもの。
 歌は、音と言葉の両方です。作曲を始めたきっかけは梅崎さんの作詞からインスピレーションを受けたことです。言葉からイメージをビジョンとして観ます。言葉とともに音が降ってくることもあります。天から雨が降るように。そうでない時もあります。作曲は絵を描いていくことに似ていました。音は魂に響いた音を選びます。曲の最初の一音もそうです。このようにして、私の中で絵と朗読と歌とは連動し始めました。
 私のなかで鳴っているあの音は、原点でもあり目標へと繋がっています。
あらゆる混沌を含みながら、試行錯誤は続いています。

chi ka 
幼少からクラシックピアノを経て、22才よりエレクトーンを始める。生徒も抱えている先生であると同時に、オリジナル曲によるコンサート活動をしている。

磯安代 
2001年石塚俊明氏と初ライブ後、朗読の鬼神ライブにゲスト出演。昨年10月より歌を再開。画家としても活動中。

Chikaとは昨年鬼神ライブ出演時に出会う。今年よりユニット結成。



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