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発行・ライブハウス/渋谷アピア
アコースティック情報誌「あたふた」 Vol.107 2006.2月号
NEW ALBUM Information     CDのお求めは WEB SHOP「あんぐら市場」
てらし優一郎    


OECD-1001 \1,800-(税込)

 まわれ!まわれ!…そして、とまれ! 毎日を繰り返して一週間。その一週間を繰り返して一ヶ月。その一ヶ月を繰り返して一年。その一年を繰り返して何十年。ことごとくまわり続けるわけで、それはもう誰にも止められるわけがない。いよいよとなれば呼吸を止めてすべてを無にすることくらいしか思いつかない。明らかに自己主張と言うようなものは破綻してしまい、なすがまま、なされるがままに生かされているのだなぁと、思うこの頃です。そして、気がつけば2006年を迎え、ささやかな自己主張というか、何と言うか、1枚のアルバムを作ってしまったわけですが、なんの事はない、我が唄を、かき集めていわゆるひとつの自己主張とゆうか自己防衛とゆうか、自己満足とゆうか、とにかく自我の骨頂であります。それでも、とりあえず的な要素がたっぷりで、ライブ音源など、そのまんま入ってたりするし、ちょこちょこアレンジなど考えたものもあったりして、おもしろそうなラインナップかなとも思ってみたりもする。そして、今回、というか今年はも
うひとつ、ホームページを開くことになったので、ぜひ観て下さい。機械音痴なので知人にやってもらっているので、この先の展開などは、よくわからないけどホームページによって、きっと何かが広がっていくのかなと。さて、てらし優一郎は、これからも、つまらないくだらないとうなだれながら日常に浸りながら生かされていく中で、ちょっとだけ、いや全ての虚脱感をかなぐり捨て、ステージの上で表現してゆ
くでしょう。ぜひ、てらし優一郎主催のパーティーへ
足を運んで下さい。
http://www.dogfood.jp/terashi

「四季の歌」土佐拓也



1.四季の歌 
2.smoking area 
3.tangle
TKRN-2335 \1000

 人間、いやすべての生き物の中には音楽が存在する。姿・形は違えど様々な音楽が。自分の中の音楽。物体から発せられた音によるメロディー、そして自分の中にある叫び。前者と後者が卓越され合い交わるときそれは本当の表現力を持った芸術的音楽へと変わる。1981年大阪生まれ。生まれてから今まであらゆるものを吸収して体・心にそれをためてきた。それがさらに磨かれ豊かな表現を持ち音楽として生まれ変わる。僕は1枚のCDを作った。それを持ってアピアの門をたたいた。なんとも言えないこの雰囲気。人間の魂ってみな最後にはこういった場所に帰っていくのだなというような、なにか原点みたいなものを感じた。ただいまというような・・・。愛(様々な形はあれど)は人間の持つ一生のテーマである。音楽をはじめ、文学、哲学、数え切れないジャンルの根底にあるもの。時代、場所を問わず。それをもう一度見つめ直し多くを訴えかけるこの楽曲たち。日本ならではの美しい色彩、匂い、感触を持った季節にそれを重ね、切なくそれでいてやさしくそして壮大さをもった楽曲。今、みなが意識しなければいけない言葉ー「戦争」・「平和」。後世に何を残すかを考えることも一生のテーマの根底にあるものだ。この一枚を手にとり、封を開け、そして聞いてほしい。懐かしさやら、新鮮さやら、やさしさやら、決意やら、多くの叫びが弾け飛ぶはず。潤いを持った高音。その歌唱力にも注目である



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