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中原中也を三十年に渡り叫び続けてきた短歌絶叫歌人・福島泰樹。中原中也を歌ったCD「絶叫!中原中也」やNHK出版「中原中也・帝都慕情」を紹介。福島泰樹の現在までの活動や最新情報を掲載します。

中原中也

 詩人中原中也は、生きていればこの春、百歳の誕生日を迎えている。誕生日にあたる4月29日、その故郷山口市に招かれた私は、中原中也生誕100年記念「短歌絶叫コンサート」に出演した。山口市中央公園に張られた(サーカス小屋を擬した)純白の巨大な天幕が、青空と美しいコントラストをなしていたる。出番を待つ間、さまざまのことを思った。
 中原中也没後50年祭が山口県民ホール開催されたのは、1986年10月11日。大岡昇平記念講演に引き続く、中原中也追悼短歌絶叫コンサートの、アンコールを求める聴衆の歓呼を私は生涯忘れることが出来ない。終了後、遺族を代表して(実弟でハーモニカ奏者の)伊藤拾郎さんと、(中原中也著作権者で中原中也記念館創設に尽力した)中原美枝子さんから花束の贈呈を受けた。あれから21年、大岡昇平も伊藤拾郎も中原美枝子もでにこの世にはいない。私は、中原中也生誕100年絶叫コンサートを、詩人を支えた人々に捧げた。
 生誕100年を記念し、私は評論集『中原中也 帝都慕情』(NHK出版)、絶叫版CD『絶叫!中原中也』(クエスト)、『誰も語らなかった中原中也』(PHP新書)を相次いで刊行した。これより、『悲しみの言葉 中原中也』(ちくま新書)を一気に書き上げ、評伝『中原中也』を書き上げる。
 中原中也の詩に出会ってから40数年、この間、どれほど励まされてきたかしれない。いや、これからも中原中也の詩を友として、歩み続けてゆくことであろう。喪失を生きた求道の詩人中原中也よ!

福島泰樹
生誕百年 中原中也を叫び続けて三十年!
そうです。中也の詩は絶叫なんです。
伊藤拾郎(中原中也実弟・ハーモニカ奏者)

1.渓流 (渓流)
2.また来ん春 (また来ん春 / 月の光)
3.子等の丘 (メルヘン)
4.真夜中の子供たち (お道化うた / いのちの声)
5.リボン (雪の天賦)
6.秋岸清涼居士 (秋岸清涼居士)
7.アラビアをゆく (春の日の歌)
8.人生の椅子 (サーカス / 帰郷 / 港市の秋)
9.盲目の秋 (盲目の秋)
10.ダンス (雪の宵 / 生い立ちの歌 / 秋日狂乱)
11.思へば遠く来たもんだ(頑是ない歌 / 春宵感懐)

このアルバムは2006.12月渋谷アピアで行われた「中原中也」のライブレコーディングと、2007.4月にアピアに於いてスタジオレコーディングされた曲とで構成されております。

2007.5/ペルメージ・レコード
「絶叫!中原中也」
全11曲/¥2500(税込み)
通販のお申し込みは
WEB SHOP
「あんぐら市場」

福島泰樹 
短歌絶叫コンサート
「絶叫!中原中也」

永畑雅人(p)
石塚俊明(perc)
菊池雅志(尺八)
平松加奈(ヴァイオリン)

「絶叫!中原中也」CD発売記念 4DAYS LIVE
「絶叫!中原中也」のCD発売を記念して4日間ライブを行います。是非お越し下さい。

吉祥寺・曼荼羅
● 6月10日(日) 開場4:00 開演4:30 / 開場7:00 開演7:30
● 6月11日(月) 開場7:00 開演7:30
出演(10.11日共) 福島泰樹(短歌絶叫)、永畑雅人(p)、勝呂和夫(g)

渋谷アピア
● 6月13日(水) 開場6:30 開演7:00
出演 福島泰樹(短歌絶叫)、島田篤(p)、柴田奈穂(ヴァイオリン)、岸田浩一(g,perc)
● 6月14日(木) 開場6:30 開演7:00
出演 福島泰樹(短歌絶叫)、永畑雅人(p)、菊池雅志(尺八,横笛)、石塚俊明(perc) 

中原中也は時代の子だった!

中原中也という男は、関東大震災の(復興と変貌に揺れる)東京に突如として現れ、以後十二年を謳歌し、まるで戦争を避忌するかのように忽然として消えていった。・・・・(本書より)

本書は月刊「短歌」平成11年4月号から16年3月号まで、5年間51回にわたり連載された「中原中也の東京」を骨子に、加筆構成されたものである。

中原中也/帝都慕情  福島泰樹著

2007.2/NHK出版/四六判 / 317p/ \1,470(税込)

求道の詩人、中原中也。
その知られざる素顔に迫る。

生誕100年目の発見!新説!

人はいかに生き、いかに死んでゆくか。求道者としての詩人の姿を浮き彫りにし、切実な叫び声が聞こえる熱涙の評伝。

誰も語らなかった中原中也 / 福島泰樹著

2007.5 / PHP新書 /最新刊 ¥800(税抜き価格)
福島泰樹